台風が来る前にやっておきたい屋根の5つの対策|瓦職人が解説

2026.09.10

台風の予報を見て、

「うちの屋根は大丈夫かな?」

「瓦が飛んだりしないかな?」

「台風が来る前に何かできることはある?」

と心配になる方も多いのではないでしょうか。

特に築年数が経っている住宅では、普段は問題なく見える屋根でも、強風によって瓦のズレや破損などが発生することがあります。

台風による屋根被害を完全に防ぐことは難しいですが、事前に屋根の状態を確認しておくことで被害を防いだり、小さくできたりする可能性があります。

今回は、福山市を中心に瓦屋根工事を行っている森晋工業が、台風が来る前に確認しておきたい屋根の5つの対策をご紹介します。

① 瓦のズレ・割れ・浮きを確認する

まず確認したいのが、瓦のズレ・割れ・浮きです。

瓦は耐久性の高い屋根材ですが、長年の雨風や過去の台風などによって少しずつズレている場合があります。

瓦が正常な位置からズレたり浮いたりしていると、強風の影響を受けやすくなることがあります。

台風が来る前に、

・瓦の並びがおかしくないか
・割れている瓦がないか
・一部分だけ浮いていないか
・屋根に不自然な隙間がないか

などを確認してみましょう。

ただし、ご自身で屋根に上るのは危険です。

地上やベランダなど、安全な場所から確認できる範囲にしてください。

気になる場所があれば専門業者に点検を依頼しましょう。

② 棟瓦や漆喰の状態を確認する

瓦屋根で特に確認しておきたいのが、屋根の一番上にある「棟(むね)」です。

棟部分は風の影響を受けやすく、築年数が経過した住宅では、

・棟瓦がズレている
・棟全体が歪んでいる
・漆喰が剥がれている
・固定部分が弱くなっている

といった症状が出ている場合があります。

普段は問題がなくても、強い台風をきっかけに状態が悪化する可能性があります。

地上から見て棟が波打っていたり、庭などに漆喰のような白い破片が落ちていたりする場合は、一度点検してもらうことをおすすめします。

③ 雨樋の詰まり・破損を確認する

台風対策というと屋根ばかりに目が行きますが、雨樋も重要です。

雨樋に落ち葉やゴミが詰まっていると、大雨が降った際に雨水をうまく排水できなくなることがあります。

雨樋から大量の水があふれると、外壁などに雨水がかかり続ける原因にもなります。

また、

・雨樋が外れかけている
・金具が緩んでいる
・雨樋が割れている
・雨樋が大きく傾いている

といった状態も確認しておきましょう。

外れかけた雨樋は、強風によってさらに破損する可能性があります。

森晋工業では瓦屋根だけでなく、雨樋の修理・交換・掃除についてもご相談いただけます。

④ 家の周りの「飛びそうな物」を片付ける

実は屋根そのものだけでなく、家の周りを片付けることも重要な台風対策です。

台風の強風では、普段なら動かないような物まで飛ばされることがあります。

例えば、

・植木鉢
・物干し竿
・バケツ
・ゴミ箱
・工具
・ガーデニング用品
・屋外の家具

などです。

こうした物が強風で飛ばされて屋根や外壁、窓などにぶつかると、住宅を破損させる可能性があります。

台風が接近する前に、屋内へ移動できる物は移動し、動かせない物は適切に固定しておきましょう。

これはご自身でできる非常に重要な台風対策です。

⑤ 台風が来る「前」に屋根を点検しておく

そして最もおすすめしたいのが、台風が来る前の屋根点検です。

屋根のトラブルは、

「台風が原因で突然壊れた」

と思われがちですが、実際には以前から瓦のズレや部材の劣化などがあり、台風の強風をきっかけに被害が大きくなるケースもあります。

例えば、

少し瓦がズレている

台風の強風を受ける

瓦のズレが大きくなる

雨水が入りやすくなる

雨漏りにつながる

ということも考えられます。

だからこそ、

「台風が来てから直す」のではなく、「台風が来る前に悪いところを見つける」

ことが大切です。

台風直前に屋根へ上るのは絶対にやめてください

台風が近づいてから、

「瓦が心配だから自分で見ておこう」

「ブルーシートを掛けておこう」

と屋根に上るのは非常に危険です。

特に風が強くなり始めてからの高所作業は、転落事故につながる恐れがあります。

屋根の点検・補修は、台風が接近する前の天候が安定している時期に行うことが重要です。

台風が目前まで迫っている場合は、無理に屋根を触らず、人の安全を最優先してください。

築20年・30年以上の瓦屋根は特にチェック

築年数だけで屋根の状態を判断することはできませんが、長期間一度も屋根を点検していない住宅は注意が必要です。

特に、

・築20年以上経っている
・屋根を一度も点検していない
・以前の台風後も点検していない
・瓦や棟のズレが気になる
・漆喰が落ちている
・過去に雨漏りしたことがある

といった場合は、台風シーズン前に一度屋根の状態を確認しておくと安心です。

まだ使える瓦であれば、屋根全体を交換する必要はありません。

部分的な補修や補強で対応できる場合もあります。

台風前の屋根チェックリスト

台風シーズンが近づいたら、次の5つを確認してみてください。

① 瓦にズレ・割れ・浮きがないか

② 棟瓦や漆喰に異常がないか

③ 雨樋に詰まり・破損・外れがないか

④ 庭やベランダに飛ばされそうな物がないか

⑤ 長期間屋根を点検していない場合は専門業者に確認してもらう

そして大切なのは、屋根に上って自分で確認しないことです。

地上から少しでも異常を感じたら、専門業者へ相談してください。

台風が過ぎたあとも屋根を確認しましょう

事前に対策していても、台風後は屋根の状態を確認することをおすすめします。

特に、

「瓦が飛んだ」
「瓦がズレた」
「庭に瓦や漆喰の破片が落ちている」
「天井に雨染みができた」

などの異常があれば、早めの点検・修理が重要です。

当ブログでは、台風後に確認したい瓦屋根のポイントや、瓦が飛んでしまった場合の対応についても詳しく解説しています。

ぜひあわせてご覧ください。

福山市で台風前の瓦屋根点検なら森晋工業へ

森晋工業では、福山市を中心に瓦屋根の点検・修理、雨漏り修理、耐震補強工事、雨樋工事などを行っています。

「台風が来る前に屋根を見てほしい」

「瓦がズレている気がする」

「棟や漆喰が心配」

「雨樋にゴミが詰まっている」

「築年数が経っているので一度点検したい」

そんなご相談もお気軽にお問い合わせください。

屋根は、壊れてから大きな工事をするよりも、小さな異常を早めに見つけて修理することが大切です。

台風シーズンを安心して迎えるためにも、屋根の状態が気になる方は早めに確認しておきましょう。

福山市の瓦屋根・屋根点検・雨漏り修理・台風対策なら森晋工業へ。

瓦職人の目線で屋根の状態を確認し、必要な工事をご提案いたします。

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